Yuiの婚活サイトお試し体験記Part 4



スピード婚も夢じゃない!?





私は現在、絶賛婚活中。
見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業。

23歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。
婚活は、まさしくサバイバルなのです……。

【婚活サバイバル術】結婚相談所に入会した友人のはじめての「お見合い」

婚活女の友人が、結婚相談所に入り、お見合いブートキャンプを実行中。
1日4人、2日で8人とお見合いを毎週おこなっているそうだ。


同い年の友人が休日のたびにお見合いブートキャンプをはじめて、1か月が経過。
はじめは自分のことで精いっぱいだった彼女も、最近は余裕も生まれてきたようで……。

「20代の女性とおじさんのお見合いも、けっこうおこなわれているのよ!
なんで、そんなおじさんとお見合いするのかな?」と彼女。

私は、若い彼女らが婚活を早々にする理由を知っている。

彼女らのお母さんは、40代半ば~50代前半。。
母親たちは、自分たちのように30歳を超えても結婚せずにいて婚活に苦しんでいる同世代を見て、「娘をあんな目に合わせたくない」と早く結婚するように刷り込みをしてきた。

その証拠に、「母親が『早く結婚した方がいい人と結婚できる』って言ってて~」
「『早く結婚して早く子ども産んだほうが楽よ』とママが言っていたので~」
「『女はやっぱり若いうちの方が価値があるから、いい結婚ができる』って母が言っていました~」
などと言う20代~アラサー読者が多かったこと‼

なかには、大学卒業前から、娘を結婚相談所に入会させている親がいたくらいだ。
そうでない人も、「いい結婚相手を見つけるために、一流企業に勤める男性と出会えるハケンをやっています」「医者とか弁護士とかとの合コンしか行きません」などと言っていて、若いうちから“恋愛の先に結婚”という考え方ではなく、完全に“婚活”の考え方だったことに驚いた。



男性会員も若手多数20代~40歳までが7割弱、46歳以上は12・6%しかいない!
20代~アラサーの女性がわんさか登録し、絶賛婚活していると知ってなのか、40代以上の男性たちは、若い彼女らとの結婚を夢見ている。

男性が若い女性を好むのは生物の本能として致し方ない。
十分に承知している。実際、友人が入会した日本最大の結婚相談所の会員データを見ても、40代後半以上のアラフィフ男性陣も「子どもがほしいので」という理由で20代~30代前半を望んでいる人がほとんどだ。
ひとまわりどころじゃない、2まわり近い年下の女性と結婚したい人ばかりとは!

男性たちも、なるべく若いうちになんとかしようとして、結婚相談所に入会しているのだ。

40代前半までの男性がアラフィフ女性を求めるというのは可能性として0に近いだろう。
となると、全国レベルで約4000人しかいないだろう45歳以上の男性会員のなかから、なんとか「アラフィフ女でもいい」という人を見つけなくてはいけない。婚活は結婚相談所に入ってもキビシイ~!

ちなみに45歳以上の女性会員は全国で約320人。
同世代男性が同世代女性を求めてくれれば、年齢という条件だけでいえば、単純計算で10人の男性会員とマッチングするはずなんだけど……
そうはならないのが現実(笑)。
アラフィフ男性陣が、無謀に20代~アラサー女子たちにアタックし、さっさと玉砕して、夢破れて同世代に流れてきてくれるのを待たないと……(笑)。

とにかく、条件が合致してマッチングした人たちに片っ端から会い、違ったら候補から外して次の候補にお見合いの申し込みをしていくシステムの結婚相談所。
かなりハードなブートキャンプっぷりだけど、やっぱりそれが短期間で結婚できる最強の方法かも!?

友人の話を聞いている感じでは、マッチングサイトより、各段にまともな人が多そうだしね。



中身で勝負したくとも、婚活市場では “まずは外見”という現実……
古くから、結婚相手を選ぶ際には「外見より中身」とか「美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる」とかいわれているが、婚活市場では、ほとんどが“写真ありき”だ。つまり、“まずは外見”ということである。
それは、マッチングアプリだろうが、結婚情報サービスだろうが、結婚相談所であろうが、友人の紹介であろうが変わらない。

もし中身にどんなに自信があっても、“写真”でそれを確実に伝えることは難しい。
友人や仲人さんなどの紹介してくれる第三者によるセールストークがあと押しすることはあるだろうが、マッチングアプリや結婚情報サービスの場合はそうもいかない。
自己PR文で自己申告する以外方法がないが、まだ会ってもいない人のそれを真に受ける人はどれだけいるだろうか?

そもそも、人間の中身に対し、良し悪しという判断は難しい。
ある人にとっては“良し”のことも、別な人にとっては“悪し”になることがあるからだ。
相性のようなものであるから、会ってみないとなんとも言えない。

となると、ファーストインプレッション(第一印象)を決める“写真”が合格ラインに達していなければ、“中身”アプローチの機会も得られないというのが現実。
もし気軽に使えるマッチングアプリであっても、婚活が目的である場合は、“写真”は単なる“情報のひとつ”ではなく “お見合い写真”と思っておいて正解!

中身に自信がある人こそ、絶対に“写真”に注力を注ぐべき!

見た目に自信がないからといって、「見た目より中身勝負!!」なんて豪語していても、所詮それは負け犬の遠吠えで終わってしまうかもしれないから……。



怒る人が多いのは、“写真”が第一印象を決定づけるから!  
「写真と実物が違った」というのは、婚活トラブルの王道“あるある”。
写真も実物も同じ人物なのだから、「詐欺!」と激怒するほどの大きな違いはないはずなのだが(あからさまなほど写真が加工されていない限り)……。

「詐欺!」と怒ってしまう理由は、思っていたのと“違った”からだ。
つまり、写真から受けた第一印象と実際に会ったときの第一印象が違ったというだけの話。
平面で静止している“写真”で人柄まで妄想して先入観を持って会うよりも、“写真”は単なる判断材料のひとつと考え、できる限りゼロに近い印象で会った方が、相手のことを冷静に見ることができるはず。
勝手に抱いた第一印象で「違う!」と怒ってひとつの出会いを完全に棒に振ってはもったいない! 

なにより、自分自身もそうやって“表面の情報”だけで判断されたら、悲しいでしょう?

「〇〇と見られがちですが、実際はそうではありません!」の力説は無意味! 
正直、“写真”で勝手に妄想する方もする方だけれど、実物との印象に大きな差異が生まれてしまう“写真”を使用しているのも問題ではある。

「〇〇と見られがちだけど、実は△△」と見た目と中身のギャップがプラスに働いて“ギャップ萌え”することもあるだろう。
ただ、婚活という市場においては、“写真”での印象がマイナスと感じた時点で会うことができないし、会えなければギャップもアピールするチャンスはゼロとなる。つまり、「外見」と「中身」に差異のない“写真”はマストというわけ。

もちろん中身を変えては嘘になるのだから、変えるべきは「外見」。
ぶっちゃけ、顔立ちはそうそう変えられないから、表情やポーズ、髪型やファッションでそれらを表現するしかない。

光沢感のあるサテンシャツを着ていたり、先のとんがった靴を履いていたり、明るい髪色だったりする男性が、「チャラく見られますが、真面目です」と書いてあっても、信じられませんよね?
 「コワモテですが、優しさが取り柄です」と言われても、腕を組んで偉そうにしたしかめっ面の写真では、ただものじゃない感じしかしません。

女性も同じ。「気が強そうに見られますが、実際は穏やかです」と言うなら、アイラインの引き方などメイクを見直すべき。
「遊んでそうと思われますが、いたって真面目です」と言うなら、派手な服をやめて優しい笑顔で写真を撮るべき。

「外見で判断するな!」と力説する前に、自己プロデュースが間違っていることを自覚して反省して!

ちなみに、ファッション雑誌の世界で撮影をするときは、どこまでその人やモノについて伝えられるかを考え抜いて設定を考える。
これ、常識! 見て分かることしか伝えられない単に“写っていればいい”写真ではなく、質感や素材感、人柄、空気感など情報量を多く詰め込んだ写真にすることによって、 “意味のある写真”になるようにしている。
形状以外の魅力を伝えられる写真であれば、「これ、ほしい!」とか「この人、素敵!」という感情を与えることができるのだ。

“お見合い写真”も同様、自分自身が本来持っている魅力を最大限に伝えられる“写真”でこそ、ベストオブ“お見合い写真”と言えよう。


婚活において一番大事と言っても過言ではないのが、お見合い写真。

“お見合い写真”撮影は、いちばん自分の魅力を引き出せる服や場所を選んで!
先日、某結婚相談所の仲人さんに、サンプルとして会員さんの写真をいくつか見せていただいた。
相談所によって、“お見合い写真”の撮影をセッティングしてくれるところもあれば、写真は各自で用意させるところもある。
掲載されているほとんどが写真館やハウススタジオのようなところで“お見合い”用に撮影した写真だが、ときどき旅行での写真やゴルフ中の写真の人もいる。

“お見合い”用写真の男性はほとんどがスーツ姿だ。
スーツマジックは、たいていの男性をそれなりに見せる力がある。
誠実さをアピールするのにスーツ姿は妥当というのもあり、仲人さんたちは写真や初回デートはスーツを推奨しているとか。
ファッションはもちろん、みだしなみに無頓着な男性が少なくないということもあり、流行やセンスなどがそこまで大きく影響しない無難なファッションとしても、スーツを推しているらしい。

しかし、その、魅力アップのマジックをかけるはずの、妥当で無難なスーツ姿ですら、残念!と思う人がちらほらいる。
それは、サイズが合っていない人と、着慣れていない感じがある人。
つまり、スーツがまったく似合っていないのだ。「バブル期のスーツをまだ持っているの⁉」
「袖が異様に長いけど、だれかのを借りてきたのかな?」「若いころのスーツだから、おなかまわりがピッチピチじゃない!」
「ネクタイの結び目、デカッ(笑)」「結婚式のゲスト用?」と突っ込みいれたくなるレベル。

いまの時代、スーツで通勤をしない職業や会社は少なくない。だから、着慣れていない人がいるのは納得。
しかし、完全にサイズが合っていないし、スーツが似合わない姿勢だから、すごく不自然。正直、「スーツなのに⁉」と残念な気持ちになってしまったのは否めない。

そんな“ウソ”のかしこまり写真を撮影するくらいなら、自分らしいいつものファッションのほうが魅力を伝えられるかも? 

男性陣の写真をスクロールしていたら、偶然、カジュアルなファッションで撮影された写真を掲示していた男性に目が留まった。いわゆるオフィスカジュアルでスーツほどかしこまってはいないけれど、職場で撮影されたと思われるその写真は、誠実さや真面目さ、頼もしさを感じることができた。
“お見合い写真”のイメージからはかけ離れているが、「中身を伝える」という趣旨には、そういうファッションもシーンもナシではない。

ちなみに彼はスーツ姿の写真も掲示してあったのだが、着慣れていないだろうスーツに身を包んでいる彼は、自信のない気弱な男に見え、誠実さや頼もしさはまったく感じられなかった。魅力を半減させるスーツ姿なら、ムリして着る必要がない!


“お見合い写真”撮影時のファッションに関するポイントは、女性も同様。

先日、初めての“お見合い写真”撮影が決まった女友だちは、ファッションの参考のために、ほかの女性会員の写真をいくつか見せていただいたそう。
女性の多くは白とピンクの服なのだが、そのなかで彼女の目に留まったのは、大きな赤い花柄のワンピースを着た女性だったとか。
「やっぱり、たくさんの女性のなかで目に記憶に残るためには、華やかな花柄の服じゃなきゃダメね‼」
「おしゃれしないと、ダサい女だと思われちゃう‼」と、家じゅうにある花柄服と、流行のシンプル服を引っ張り出してきて、私に見せてきた。
元来、乙女チックな彼女が持ってきたのは、いろいろな色が入ったラブリーな小花柄のトップスや、近年の流行でもあるダスティカラーのシンプルなトップス。
さらに「いつもこれを合わせているの」とデニムも持ってきた。
顔も雰囲気も伝えるなら腰くらいまでの写真がベスト。
ボトムスは腰あたりしか写らないかもしれないけれど、ほかの人は写真館でバッチリ撮影していることが多い“お見合い写真”に、カジュアルなデニムコーデは微妙。なによりTPOに合っていない。

さっきの男性は、一応、清潔感のあるオフィスカジュアル。
デニムとはカジュアル度がかなり違うし職場という撮影シーンだからアリだったのだけど……。

とりあえず、彼女のデニムは瞬殺で却下したが、問題は顔の近くにくるトップス。

美容エディターの私は、顔のアップやバストアップでモデル撮影をすることが多いのだが、衣装として、ごちゃごちゃとした柄や素材、色柄やデザインに強いインパクトがあるトップスを選ぶことはあまりない。
なぜなら、多彩な色やうるさく感じるデザインのせいで顔が映えなくなるからだ。
とはいえ、撮影において衣装は、人物のキャラクターやシーン設定、季節感などを伝える小道具的な役割がある。
“お見合い写真”の場合、季節感やシーン設定を表現する必要はないが、服はキャラクターを伝えるための小道具のようなもの。
魅せたい自分に近い服を選ぶのが 正解!

シンプル思考や堅実で真面目な性格の彼女の中身を表現するなら、重なったフリルや多彩な小花柄のロマンチック全開な服も、流行どまんなかの地味なシンプル服も、派手な花柄のワンピースも違う。
そんな服で撮影したら、実際に会ったとき、男性陣の多くから「写真と違う!」「詐欺!」と言われるのが目に見えている。

お気に入りの服たちを私に瞬殺で却下され、一世一代の“お見合い写真”撮影に着る服に迷走した彼女。
数日経っても答えが出せないでいた彼女に、数年前に彼女が気に入って着ていた、さりげなく白い大花の柄が入った薄黄色のワンピースを提案した。
当日、そのワンピースで撮影をしたら、大正解!彼女の持つ、穏やかさやクールで落ち着いた雰囲気がちゃんと伝わる写真になっていた。
仲人さんたちからも「雰囲気に合っている」とお墨つき。



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